私にとっての庭 2000年吉日


 庭の移ろい

1987年の庭は.... アルバムの中から

これはまぎれもなく我が家にあった山桜、自然に生えてきた。越してきたばかりで殺風景な庭を春になると豪華な雰囲気にしてくれたから、家族全員大喜びだった。

ところがこれに水をさすかのように実家の母が繰り返し言った。「早く切りなさい!」

馬耳東風、なんでこんな素晴らしい天からの授かり物を切らなくっちゃいけないいんだ!

ところがである、10年経つと隣家にまで伸びる枝切りに追われ、13年経つとブロック塀を支える積み上げ部分の隙間に入り込み、みしみしと動かし始めた。塀をやられては大変と根を切ってもらったが、目に見えない深いところでも侵入しているようだった。おまけに根が至る所に蔓延り地上にまで顔をだす。

ついに、音を上げて15年後に切り倒した。「桜は狭い庭には無理!」

 

これはいったいどこかいな、我が家の裏庭。鬱蒼として昼なお暗し、写真で見ると悪くないが、生活上は虫の養育場だった。左手前がイチジクで、これはカナブンに横取りされて人間様の口にはなかなか入らない。右手前はクリスマスのたびに地おろしされるもみの木。

通過する分には森の気分でいいけれど、立ち止まる気分になるような所ではなかった。

上と右はほぼ同じ場所。こんなところに百日紅があったっけ。現在は居間のすぐ前に移っている。左は月桂樹。暴れて20年後の春にやっむなく断念した。

左手前のニシキギ、現在は西の花壇わきに移っている。

西側はひどい土で雑草抜きも大変な程固かった。犬が見つめているのは彼女のウンチ穴。鉄板のふたをして、いっぱいになると埋めていた。

この犬は14歳まで生きて、子供達のいい遊び相手だった。

彼女がいなくなってから、庭にはフンコロガシとハエを見なくなった。やさしい、気弱なジャーマンシェパードだった。


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