モッコク (ツバキ科)  Ternstroemia gymnanthera

 家を建てたばかりの頃、仲人夫婦がきてくださり、私達が庭付きの家を持てたことを心から喜んで下さった。

 その折、「良い木を植えるといいですよ」と奥様がおっしゃったことが妙に頭にこびり着いている。素直な物言いをする方で、心からの思い遣りある言葉だったので、小首をかしげるようなそんな気持ちで20年以上が過ぎた。「良い木って何なのだろう?」

 昨年、この質問を植木屋さんに投げかけてみた。なぜって「ああ、あれは雑木だよ」とか、「これは良い木だ」などと似たようなことを言うから。私には、何が良い木で何が良くない木なのかわからなかった。すると、「良い木っていうのはね、手をかければかける程いい形になる木だよ」とこれまた分かったような分からないような返事が返ってきた。

 さしあたり、モッコクはその良い木とやらに属すのだろうと思うが、はて、ハマキムシに泣きたくなるばかり。毎日トウガラシの焼酎漬けを撒いているが、明日あたりスミチオンの出番かなあ。[2001. 5. 21]

 

 何をしても、葉巻虫にやられる。それでも春先は潰して歩くのだが、蚊が出始めてからは、もう やられっぱなしになる。今年、植木屋さんに抜いてくれるよう頼んだが、聞き入れてもらえずほとんど同じ状態で今もある。戦い終えて秋になると、きれいな葉がでてくる。確かに美しい葉で見ごたえがある。[2003]

 相変わらず、ハマキムシには泣かされている。新芽が出始めると、葉がくっついていたら、そこに巣を作っている。片っ端から潰す![2008.4.9]