
炎が猛り狂うように葉が巻き込んでいく木。植えて五年ほど経つと見事に巻き始め壮観な姿になった。
きれいなのはいいけれど、これだけのカイズカが幅1メートル以上もになると、庭が重苦しく暗くなった。我が家では東側にも五本ほどある。
主がいなくなって、最初に手をつけたのはこの木。暗さがたまらなくて、近所のおじさん2人に「なんでもいいから切ってちょうだい」と懇願した。みるみる地面に明かりが入ってきた。
ぶっつり切られてみる陰もない姿にはなったけれど、西側には中形トラックいっぱいはあろう枝山がのこった。来る日も来る日も束ねてごみに出した。とうとう出し終わった時には地面の草がみんな枯れていた。
駐車場と花壇を仕切るカイズカもすべて同じ高さだったのを、何回にも分けてここまで詰めてもらった。だから、上からみると脳天ハゲである。
脚立で届くところまでは今年の春自分で枝透かしをした。風通しがよくなり、幾分透けてみえるので重苦しさが減る。
カイズカはいい木で好きだけれど、幅をとるので、あまり大きくない庭の場合は透かしたほうが扱いやすいようだ。「0009.18]