ツルバギア ビオラセア (ユリ科)  Tulbaghia violacea

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一昨年のこと、自転車でかつて娘のピアノの先生をしてらした方のお宅を訪ねた。その訪ねかたといったら、お恥ずかし!春の心地よさに浮かれて自転車に飛び乗り、なんとなくこいでいるうちに、一時間。なんとなく、そっちの方に向けて走っているうちにお宅の前まで来てしまった。

 驚いたのは御主人の方。自転車でやってきた私を見るなり「お〜い母さんたいへんだ〜!」でも、心優しい御家族、すぐに平静を取り戻して庭先での楽しいひとときを私に分けてくださった。

 その折り、いくつか頂き物をして、そのひとつがこの植物。

名前は分からないので、分かったら教えて欲しいとの事だった。御主人がごそっと引き抜いてくださった。「あのう、臭いますよ〜」ウンニャなんのその。私は、色といいこの楚々とした小花が気に入って大喜び。リュックに下半分を突っ込んで颯爽と家路についた。それにしても強烈な臭い!汗を拭き取る時間も惜しく、急いで3箇所に植え付けた。そして、この時のリュックは帰宅後すぐに洗濯とあいなった。

 翌年はやはり元気がなく、「強いですよ」と言われたのに私の扱いが悪いのかと気になっていたのだが、今年は9月中頃から3箇所とも 花を咲かせている。

 何年も前のこと、イギリスの湖水地方の公園を歩いているときに真っ白なアリウムが小道いっぱいに咲き乱れていた。植えたというより、野生のもので、自然に増えたらしいのだか、なんとも美しくなんとも強烈な臭いがした。でも私は「いいな〜、ほしいな〜」と思った。

 私は香りのよい木を集めたいと思っているほど、自然の植物の香りに引かれる。きっと、ニラやねぎ系統の匂いは嫌いではないのだろう。[2001.10.3]

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 本日某園芸店の通販カタログを見ていて発見!調べた結果ツルバギアと判明したので、修正しました。[2002.2.10]

 6月の終わりに咲いて、今7月終わりになって再び咲いている。きっとこうして秋まで咲き続けるのだろう[2002.7.23]