アマリリス(ヒガンバナ科)Hippeastrum x hybridum


 水を差せばいいだけの、
パックになっている球根を頂いてからもう7年以上にもなる。

 毎年きれいな花を咲かせてくれ、今では4鉢になった。この名前に「羊飼いの女」なんて意味があるというけれど、そんな素朴な花かしら。

 私は自分の体が小さいせいか、大きな花はどうも躊躇してしまう。
だから、自分から買う事は考えられない花。

 そう、私の庭には牡丹もない。
あでやかすぎる客人がいるようで、落ち着かなくなりそうだから。

 うんとうんと若かった頃、
すごくきれいな奥さんを持った男の人はどんな気分なのだろうかと思った。
「毎日見ていりゃあ、慣れてしまうよ。」と母が言ったけど...

 時が流れ、私は成長して、もう見てくれなんか気にしなくなった。
わたしはわたし、あなたはあなた。

 春の花々がひとしきり咲いた後のしとしと雨、 あなたのある一角がハラリンと明るい。[2000.6.12]

 今年も咲きましたよ。またまた赤ちゃんができているけれど、株分けはちょっとお休み。もうすぐ休眠。[2001.10.8]


 申し訳ないのだが、ちょっと持て余している。昨年あたりから、冬になっても、ベロリンと伸びた葉が冬になっても枯れずに残っている。おまけに、もらい手もなく、もう4鉢になってしまった。ちょっと邪険に扱って、昨年は物置きにも入れずに軒下で冬を過ごしたら、さすがに花付きが悪く、今年はひと鉢だけしか花をつけなかった。きっと栄養が足りなかったのだ。

 庭も規模が大きくなってくると、思いきりが大切。潔く処分してしまおうか....。来春になったら、ひと鉢残して、残りは深く植え込んでみよう。[2002.7.15]

 

 気をとりなして、大事に育ててみた。とはいっても何か特別なことをしたわけではない。ちょっと気にかけてみただけ。そしてこんなに元気に咲いた。

 もうひと鉢の方にも蕾が付いている。色の違いは、光線の当たり方だと思う。

 [2005. 6.9]