数日おきに投入しても、箱の中味が増えないくらいだから、自分の行為が地球の温暖化に影響しているなんて言えるはずがない。それでも、自分の出すゴミの一部が、人工的な焼却炉で処理されるのでなく、こうして自然の中にある微生物によって発酵され、1年後には我が家のプランター菜園の土と混ざって自然に帰ることを思うと清々しい気持ちがする。
近頃の私が一番良い笑顔を作るのは、孫を見つめる時とエコボックスの中を覗く時だろう。エコボックスの中の微生物に微笑みかけているのかもしれない。(赤い実は玄関前の鉢に植えてある美男葛の実)
ただひとつ、正直に言えば、まだバポナは入れっぱなしである。真冬でも日中はたっぷりと陽の当たる場所に置いてあるので、1年中小さな虫はいるらしく、蓋を開けると渕のところに小さな虫が死んでいるのを見つける事がある。ちょっと前にはエコボックスを覆うシーツの上に数匹の虫の死骸を見つけた。中の温度が高いので、暖を感じた虫が寄ってくるのかもしれないが、やはり箱の中にウジ虫は見たくないので、申し訳ないと後ろめたさを感じつつも、有効期限のそろそろ切れるバポナを捨てられず、毎回一番上にそっと置いている。許して欲しい。