心地よい春風が吹き、暖かな日曜日だった。午前中は、久しぶりにクッキーを焼き、午後からは町内会の総会に出席、夕方歩いて帰宅する間に花粉の洗礼を受けてしまったので、その足ですぐに庭に出た。
コンポストに野菜屑を入れ、ちょいちょいと草むしり。玄関脇に植えた青いトウヒの、幹に近赤く枯れた部分を手で丁寧に払い落とす。その後、大仕事に挑んだ。実は気に入っているシマススキが大株になってきているので、今年芽がでないうちに掘り起こして鉢に植える予定を立てていた。植木屋さんが来た時に、この話をすると、彼も同じ意見であったのだが、その時はまだ寒かったので、掘ってもらうことが出来ず、春が来て自分で掘り出せなければ頼むことになっていた。「ちょいと電話しな、すぐに来てやるよ」と言ってくれていたのだ。
さあて、とにかくやってみなくては。甘えてはいけないと、大きなシャベルを持ってチャレンジした。が、ビクともしない。すぐ脇には、冬を越したユリの芽が育ち始めている。ツルハシを持って再度挑戦。ちょっとずつ根を切り、回りをぐずしてから、再びシャベルで根元をこじ上げた。汗がジワジワ吹き出て来る。30分程で底からポックリ掘り上げた!
休憩を入れて、来ていたトレーナーを脱ぎ、次の株分け作業。これがまた厄介である。ハサミとナイフと鎌を使い分けて半分にするまで、15分は掛かっただろうか。その半分を大きな鉢に植えて、もとの位置に置き、残りを3つの鉢に分けて植えた。この頃にはクシャミがひっきりなしに出るようになってしまった。片付けを済ますと大急ぎでシャワーを浴びた。
力仕事は後に疲れが出る。夕食後しばらく動けなかったのは、食べ過ぎもあったが、久しぶりの「格闘」が応えたからだろう。