~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

庭日誌 July 前半 |後半 | HOME
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日誌の最初のページへ | 最新の日付けに行く

3日 カメラが修理を終えて、やっと戻ってきた。でも、実はその同じ日(昨日)に新しいモデルを買いに行ってしまった。技術は日進月歩、2年前にはかなり高度な処理のできるカメラだったのに、被写体に動きがあると、どうにもならない。孫の笑顔を撮りたくて思いきってしまった。

 

 さて、昨日開いた胡蝶蘭、こうして見ればなんのことはない、花屋で見る豪華絢爛な売り物とは比較にもならない。でも、いつものようにコーヒーを片手に書斎に行き、開き始めた花を見た時にはゾクゾクっとする興奮があった。

 派手な花は好きじゃない、などなど、何のかんのと言ってはいても、拾ってきた瀕死の株からこんな花が咲けば、そりゃあ嬉しい。ずらりと連なる蕾を数えて9つ、10。このまま咲き続けたら、茎が支えきれなくなるだろう。一丁前に針金を持ってきてカーブさせ、ところどころを留めてみた。小振りだが、可愛い花ではないか。

 左の写真は、昨日の朝。テッポウユリが終わって、もうすぐシマススキの手前にカサブランカが咲き出すだろう。左の方にある青紫はキキョウ、中央右のピンクはシモツケ、中央をちょっと左にずれた所の白っぽい葉はサンゴミズキ。

 シュウカイドウも咲き出している。ほどよい気候で庭もおだやか、良い時期である。


5日 悪いやっちゃ、しょうのないヤツめ!

 スベアミント・ノボタン・ラズベリーどれも葉っぱは穴だらけ!数日前から気になっていたのだが、どうやらハムシらしい。黒くてつやつやしていて小さく、テントウムシの小型みたいなのが、たくさんついている。最初のうちは大型のピンセットで挟もうとしたのだが、ぴょんと跳ねて逃げてしまう。もう、気持ち悪いなどと言ってはいられない、手袋をはめていない時には、素手でも潰ぶした。「あんた達、そんなに私の葉を食べちゃだめ!」

 オレガノが花を咲かせ始めた。ひょろりんと伸びている茎を切り取って、洗って逆さに吊るした。本によれば、花の咲く前後が一番香りのよくなる時なので、その時にこうして乾燥させると良いとあった。さて、使い方は...。

 久しぶりに「あきるの市」にあるファーマーズセンターに行った。入り口にきれいなドアーが付いて冷房が入るようになっていた。全体に明るく広々とした印象に変わっている。

 「何も買わない、ただ見るだけよ」と胆に命じながら、まずは植木の方を見て回る。と、小さなチゴザサが250円で売られていた。ちょっと葉が痛んでいるけれど、冬の寂しい時に玄関脇に置いたらどうだろうか。良いぞ良いぞと、これだけ籠に入れた。

 それから食品の方へ。朝採りの瑞々しい野菜がどっさりあるので嬉しい。私は近頃ほとんど肉を食べない。新鮮な野菜があれば、食卓は一杯になってしまうから。もぎたてのトマト・トウモロコシ・ナス・キュウリ・インゲン・スーパーで買うより小振りの産みたて卵も籠に入れた。ほかほかのおやきもあって、欲しかったけれど、5つは多い。前を行きつ戻りつしてから、結局諦めた。今日は、分けて食べる友達に会う予定もなし、食べ物の無駄はできないから。

 そこで、考える。車で15分程の所に行けば、こうして採りたての野菜が手に入るのなら、自分で作ることもないかなあ、と都合の良い事を。子供の頃、母の実家に行くと、しょい籠いっぱいのトマトが勝手口にあって、苦しくなるまで食べたっけ。大きすぎるのは食べにくいから、ちょっと小振りで青いのが良い。美味しくて美味しくてもっと食べたいのに、苦しくて食べられなくなったっけ。先日電話の向こうで母が「庭に食べきれないほどトマトが成ってるよ。」と言っていたが、送ってもらったのでは鮮度が落ちてしまう。母は花よりも野菜を楽しみに育てている。

 さて、暫くは、マメにファーマーズセンターに通うことにしよう。

8日 

 他所の家でムクゲがきれいに咲いている。はて、家はどうなっているのだろうか?そう思って西側の花壇を見ると、咲いていた。

 写真の右にあるのが斑入りセンダン、左がオミナエシ、その左にかすかに見える花はブッドレア。オミナエシの向こうにかすかに見えるのは赤葉のモミジ。予定では、来年あたりから木の高さに変化が出て、もっとそれぞれの存在がわかるようになるはずなのだが、目下の所は、御覧の通り鬱蒼としている。それで、私の背の高さだと、うっかり見過ごしてしまうことになる。

 実は、以前同じムクゲがあったのだが、あまりに塀寄りに植えてあったので、幹が塀に食い込んでどうにもならなくなり、切ってしまった。今度はこの位置なので大丈夫だろう。もう数日したら、「私の庭の木」に加えてあげよう。

 この左手前にハーブ類が植わっているのだが、元気に茂っているバジルが穴だらけ。目を凝らしていると、小さなナメクジが2匹。ピンセットでつまみ出して、塩を振りかける。私は、バジルが大好き。いつかアメリカ人の友達に葉の束をあげたら、翌日バジルバターを作ってきてくれた。ニンニクとバジルを細かく刻んでバターに練り込んだものらしい。スパゲッティにからめて食べると美味しい言われて、その通り料理してみたら、さっぱりして美味しかった。さて、今夜スパゲッティをゆでる予定はなし...。この食いしん坊め、気付いた時にはバジルの葉をたくさん摘んでしまってあるではないか!そうだ、ジャガイモをレンジで蒸かし、それに刻みバジルとバターをたっぷり付けて食べよう。

 近頃テントウムシを見ない。昨年も、今頃になると皆どこかへ行ってしまった。仕方なく、エゾエノキの下にオルトランを撒いた。

 目下、庭の悪者はハムシ。小さくて、真っ黒く光っている。摘もうとすると、ポロンと落ちて逃げられてしまう。だから、見つけたら必ず両手で挟むようにパチンと叩く。本で見た、卵らしきものが3粒ついていたので、ピンセットで摘もうとしたが、固くてつるつるしている。仕方なく、卵の乗っている葉っぱをちぎって、サンダルで叩き潰した。「私ってなんて残酷なんだろう」と嫌な気分だった。

 いたずらハムシはベランダのイチゴにも時々付いている。近頃は四季なりイチゴが次々と成って、毎朝1.5ミリほどの熟した実を摘んで食べている。味にむらがあって、とっても美味しいのとまずいのとある。傷みが早く、摘んだ実を洗ってから食べようなどと考えると、美味しくなくなるので、摘んで口に直行が良い。

13日 雨雨、カッと真夏の太陽が照ったかと思うと、午後には雨となる。

 諦めていたカラーが、どういう気まぐれか花を咲かせた。一輪ポッチだが。大きな葉が場所を占める事占める事!

 ここ数日、庭仕事がない訳ではないのだが、一歩外に出ると蚊の大軍が押し寄せてくるのでご無沙汰している。意を決っしてやらなくてはならない事もなく、ちょいと庭に出ては退散している。

 昨日、食べ残しのチーズオムレツに1ミリほどの赤いアリがわんさとたかっていた。場所は、台所のカウンターである。白い皿なので良くわかり、一瞬ゾッとしたが、慌てて流しに運び、流れる水で洗ってしまった。このままではいけないと、気をとりなして現場に戻ると、慎重に追跡を始めた。断続的にみつかるアリを辿って行くと、なんと、数週間前に庭から取り込んだワイヤープランツの鉢底から来ている。

 一旦外に出した鉢は、室内に入れてはいけないと、分かってはいたのだが、今まで毎年秋になると何鉢かを取り込んでいた。それでも、別段問題なく過ぎていたのに。時期がいけなかったのだろうか?仕方ない、その鉢はすぐに再び庭に戻した。いや、日当たりが良すぎて逞しくなりすぎたので、ちょっと柔らかい葉を出させたかっただけなのだ。どこか日陰に置けば良かったものを!反省の巻でした。

14日 

 朝、母に電話をすると、昨日草むしりをして疲れているという。私は、ここのところ何にもしていない。芝生は伸び放題、グランドカバーは至る所に進出している。

 午後になって雨が上がり、ちょっくら庭に出るか。とぐろを巻いてシャシャリ出ているツタを切り、雑草をポチョポチョ抜いてみる。きれいな色があるなと思ったら、左の花が咲いていた。確かカラマツソウで、いつか買ったような記憶がある。細々と生き延びていた。

 どうしても納得がいかないのは、何年にもなるアガパンサス。他所様では、どこでもかしこでも目下満開なのに、それなのに。周囲のハナトラノオを抜いてみると、子株が脇にある。なんてこったあ、子供は作らなくていいから咲いてちょうだいな! 

 バラの葉がほとんどなくなっている!近寄るとハバチの幼虫が沢山ついている。ゴム手袋をしたまま、片っ端から潰す。ゴムを通過してトゲが何度も刺さる。一息つけば、モッコクにもムシ。長雨でちょっと見回りをせずにいれば、こうなってしまう。やけっぱちになって、茶色く変色してくっついている葉をむしり取っては長靴で踏んづけた。

 引き上げようと横切った芝生はうっとうしく伸びている、そろそろこちらも限界かな。

15日

 ずうっと気になっていたサンゴミズキが、ついにはっきり枯れてしまった。シャラの後に 植えて、これまた枯れてしまったので、植木屋さんに泣きつく。「一体どうしたのでしょう?」すると、近頃は土の中の虫が根を食べてしまうことがあるとか。とすれば、後ろに植わっているソヨゴ、隣に植わっているシモツケはどうなる?結局泣き落しで、明日消毒に来てもらうことになった。

 夕方芝刈り。一昨年種を蒔いた洋芝は伸びが早く、グラス類のように伸びた葉がなかなか良いのだが、やはり刈った方がすっきりする。昨日トゲの刺さった親指が痛い。赤く腫れているけど、そのうち引くだろう。