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16日
今年は、ノースポールがまだ咲かない。去年は2月にもう咲き始めていたのに。あちこちに葉がでているから、今年は単に遅いのだろう。 ネコがいた!じいっと物陰に隠れて体を埋めている。ガーデンバリアーの音波が届かない物陰をちゃんと、見つけている。そんなにまでしても私の庭にいたいのだろうか。おっぱらったら、物凄い勢いで一ケ所を掘りだした。 ガーデンバリアーは、障害物があると、その影には音波が届かない。時折角度を変えた方がよいのだろうか?2台以上置くのはどんなものだろうかと思うし、せいぜい荒らされては困る所に命中するよう設置するしかないのだろう。それにしても、あっぱれな敵じゃ!
17日 雨、書斎からの眺め。
クリスマスローズはオリエンタス系以外は消えてしまった。現在あるのは、今年咲かない種類を一つ入れて、5種類。冬に陽が当たり、夏は木陰になり西日を遮る所となると、限られてくる。
26日
朝窓を覆うスクロールカーテンを上げると、春の庭が呼んでいる。朝食を後回しにしてサンダルを突っ掛ける。小さな小さな野の花がたまらなく愛らしい。「野の花」のページにキュウリグサの春姿、タネツケグサを更新した。濃い黄色のチョウがヒラヒラ、見とれた直後にのらぼうに目が行く。食べられる前に食べなくては! 29日 いつものように、朝、窓のスクロールカーテンをそっと上げる。(ネコは居ない) 先日確認したことは、このガーデンバリアーの機能はとても良く、友達だって避けてしまうかも知れないと冗談を言われた程、不快な気分にさせる周波数の音を発している。現在も数匹のネコが我庭にやってくるが、どれも慎重に、機械の背後の犬走りに沿って通り抜けていくだけ。長居をするヤツなどいやしない。ところが、このみすばらしく薄汚れた、白に薄茶模様のネコだけは、巧みに音波の届かない場所を見つけてじいっと潜んでいることが多い。たとえ機械の守備範囲でも、音波は物体の動きに反応するので、動かない間はなんともないのである。 ヤツを見つめて、「あんたねえ、そんなにしてまでここに来て、何を掘ってるの?」と言いたくなった。コイツと平和協定を結ぶ術はないものだろうか?どこかの飼い猫ならば、砂場を作ればそこに糞をすることだろう。だか、こいつは正真正銘の野良猫である。しっとりふかふかの土を掘りたいに決まっている。どこまでもしたたかで、一筋縄ではいかないに決まっている。 そろそろ木酢液の出番である。私は、高濃度の溶液を噴霧器に入れて、掘られた箇所に力なく噴霧した。こんなことしても無駄かなあ、と思いながら。ガーデンバリアーの発する見えない波は、私の耳に不快であった。 |