庭日誌 January 2月 最初のページに戻る戻る

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2日 謹賀新年、早朝は雪景色、晴天。平和な日々への感謝。
 

 新年が明けて、何ごともなかったかのように翌日が来た。

 昨年の暮れから珍しくひどい風邪をひいた。28日の朝目が覚めると心もち咽が痛い。だがこの日は、スポーツクラブが長期休業に入る前の最終日、どうしても運動納めをしたかったので、午前中はゆったり過ごして午後に70分のエアロビクスクラスに参加した。動き始めると体が軽く、汗の出る感触が心地よい。さしたる疲れも感じずに、クラスの後は着替えてプールに直行。何ヶ月ぶりかの水泳だったが、思いのほか体は水に馴染んで、レーンをひとつ一人占めして緩やかに泳いだ。ほどよいけだるさが快感で、シャワーを浴びてすこぶる快調、帰宅してから遅い昼食を取り夕方から普通に仕事をした。
 翌29日の朝、目覚めると咽が痛い。痛くて咳も出る。こりゃいかん!久しぶりで医者に行き、山のような薬を頂戴してそのまま床に着いた。ひたすら眠り、眠りに眠る。

 30日は窓ふき、風のない夕方になってちょっと庭を歩くと、裏庭にあるシナヒイラギにたわわに赤い実が成っている。こんなに実を付けたのは初めてのこと、早速お飾りを作った。すべて庭からの間に合わせだけれど一様カッコになっている?風邪の方は、30日から薬を止めて、現在は90パーセント快復。

 調べてみると、自分のサイトにヒイラギのページがない、一体どうしたのだろ、早速追加しなくては。私の生活は、このサイトを作った頃よりも活動範囲が広がり、忙しくなっている。だから、サイト内に細かな編成変更は当分ないだろうが、ここは私のくつろぎの庭、日誌の更新は継続していくつもりである。

3日 雪再び

 朝10時頃から降り始めた、今年何回目の雪だろう?微かな雪も含めればもう4回降っている。初回の降り積もった雪からやっと立ち直ったと思えたニュウサイランの何本かがまた雪にうなだれている。

 写真を撮ったあとも、雪は降り続いている。庭仕事が滞りがちになるのも止むをえないといったことにしてもらおう。

 きっと今年は例年に比べて寒いからだろう、日本水仙の開花が半月以上も遅れている。この、見映えのしない清楚な水仙は、香りが楽しみで育てている。今あるのはひと茎だけ、机に向かうとほんのり香ってくるのが嬉しくて、庭をうろうろするのだが、2番手はまだ固い蕾でとても切り取ることができない。

 その中の一輪を見て八重歯を思った。白い花びらの数は同じものの、八重になりかかりのように変型していて、中の一枚は黄色の中央部に食い込んでいる。立体感が出て、ちょっと素敵じゃないか。子供の頃、私は八重歯がうらやましくて、これを嫌って抜く人の気が知れなかった。今でも同じだが、美観の違いなのだろう。日本水仙は切り花にしてふつかもすると、他の蕾が開いても香りが薄くなってしまう。

15、16日 植木屋さんが来る。
 ほんとうは暮れにお願いしていたのだが、どこのお宅もきれいにして正月を迎えたいものだから、植木屋さんは大忙し。親しくなってしまうと、彼の体の方が心配になって、私から正月明けを指定してしまった。我が家では、クリスマスは祝うものの、正月だからといって何と言うことはない。 元日から普通に起きて、普通に仕事をして一日を過ごすのだから。

 8時きっかりに門を閉める音がする。まずは、一緒に庭をぐるりと周り、希望を伝える。

*ユキヤナギにカイガラムシが付いたのを、暮れにずいぶんと潰しておいたが、まだ白い固まりがいくつか。薬をかけてもらおうとしたら、「こうして落としてしまえばいいんだよ。落ちれば死んじゃうよ」と指でこそげてお終い。

*クスの木とカイズカイブキが隣り合わせで、どちらを立てるか?植木屋さんは、カイズカの肩をもち、クスはだいぶんと譲歩している。私は左右が不対称な木はどうも見ていて落ち着かないので、カイズカをバッサリ切り詰めてもらうことにする。植木屋さんの抵抗、「切っちゃうの?クスがこ〜んなに太くなっちゃった家があってねえ、... 大変なんだよ」いいのいいの、そんときゃそんとき!

*「な〜んだか、スイカズラが他の木を覆っちゃってるねえ。ちっとは切ってやらなきゃ、ほら、ヒイラギなんか枯れちまうよ」そうですねえ、ちょっとだけすっきりさせてやってください。

*北側の切り枝を放り込む場所が山になっているのを見て「随分仕事したんだねえ!」

* あのう、モッコクいらない!虫がついてどうしようもないから、抜いちゃってください。「いいんだよ、これがなくなったら、ここ淋しくなるよ。平気だよ〜、虫なんか」

* 昨年、私は一本の棒で、雪で倒れたキンモクセイの応急処置をしておいた。どこからか太めの棒を3持ち出して、2本づつ紐で結わえていく。「こうしてね、クルクルと巻いたらその間に割って紐を通すんだよ。割り結びって言ってね。こことここを結んで ... こういうのを8掛けって言うんだよ。これは5掛け位でいいね。」しっかり支えができて、木が安心している。

 今年はあんまり一緒に居られなくて残念だったが、私は植木屋さんと話をするのがとても楽しい。
「あ〜れ、こんなことしたの?」などと言いながら、彼の方も私のお遊びを結構楽しそうに見ている。お茶の時間に話をしながら、私が鉢物にせっせと水やりをしていると、笑いながら、「ほんとうに良いのだけ選んで少なくするんだよ。増えてばっかじゃないか」そう言われてもねえ、春が来れば元気に芽を出すかも知れないんだから。

 切り落とした枝は、しっかり束ねても、軽トラックに山のように2杯もあった。私が切り倒した木の幹から何から、すべてすっきりきれいに片付けてくれていた。カイズカイブキの玉造りだけは困ったものだが、やんわりと強情な植木屋さん。帰り際、バケツを忘れそうになったので、慌てて知らせると、「近頃物忘れをするようになったんだよ」そう言ってにっこり笑って行ってしまった。
 今日はとても寒く、夕方からは更に冷え込んだ。見送って 手をこすりながら「おお寒い」と家に入ると、ポッとおじさんの余韻が温い。
 植木屋さん、 元気にして下さらないと、私困っちゃう!来年もよろしく。[写真はマテバシイ:17日早朝の撮影]

20日 春みつけ

フクジュソウ
タイツリソウ
クリスマスローズ

 木々の枝にはもう芽がずいぶんと膨らんできている。多年草の方はどうなったのだろうか?不毛の地であるかのような庭を歩いてみたら、春は確実に近付いていた。この他、ユリもてっぽうユリははっきり大きな株のようになっている。スノウドロップ、フリチラリア、はでてくるかなあ?