庭日誌 December 前半|後半 最初のページに戻る戻る

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4日 
 11月30日には高尾山の隣にある影信山に登った。富士が美しく、紅葉も良かった。頂上でもちつき、小仏経由で下山した初心者コースだったが、それでなくても足りている運動量の追加にまだ疲れが後を引いている。

 毛虫の嫌いな方には申し訳ないが、この時期になると、幼虫は必死になって食い漁る。次次と葉が枯れ落ちていくので、普段は食べない葉でも片っ端から召し上がる。のらぼうも外側から剥いで味噌汁の実に使うのだが、うらには結構アブラムシがしがみついている。

 左の写真はついたち、四季なりイチゴの葉に二匹見つけた。おそらく何かの蛾だろうが、外出真際だなどと言ってられない、「あいやっ、ご免!」とピンセットで御用となった。

 南花壇の空いた所に植える花を買ってあるのだが、植える暇がない!そして今日は幸いなるかな雨、言い訳がつく。本格的なガーデナーは種から育てるもので、買ってきた苗を植えて体裁を整えるるのは何とかと呼ぶらしい。

 すくっと兜を脱ぎましょう。私は手間暇を惜しんで半調理品も使いこなすサボリ主婦でござる!

6日 ラズベリーの実がなった!

 数週間に花が咲いているのは気付いていて、おかしいなと思っていた。今日それを思い出した近寄ってみたら、この通り!ここ数日は暖かかったが、平年以下の日も随分あったのに。ちなみに撮影の後、お味見。すっぱかった。

 落ち葉を拾い、コンポストの中で未完熟の堆肥と交互に入れてゆく。そのあと、3本並んだカクレミノの中央が枯れてしまったので、のこぎりで切り取った。

 2階の寝室前のベランダにゼラニウムをふた鉢加える。朝、窓を開けた時と閉める時にしか見ない所なのだが、鉢を置きはじめると、緑だけでは物足りなくなってくる。現在花は、ひと鉢に一緒に植えてある白と赤のゼラニウムが細々と交互に咲いているだけ。ゼラニウムは簡単で初歩的植物の様なのだが、どうも私はうまく育てられない。いつか真冬の下町で、木化した大きな株に花を付けているのを見かけたことがあったが、このあたりではどうだろうか?発泡スチロールの入れ物でもあんなに元気に育っていたのに。あしたは、冬型の気圧配置が戻って冷え込むという。

9日 雪が10センチ以上積もり、キンンモクセイが重みで横倒しになった。フェイジョアは枝透かしをしておいてほんとうに良かった!

11日 ここ数年、雪の降った翌朝には、庭に飛び出て枝に覆い冠る雪をバッサバッサと振り落としてやったのだが、今年はそのまま。「きれいだなあ」と、うっとり窓から眺めていた。今日になって、ところどころ枝に残った雪に触れると、じっとりと水を含んで凍った白い固まり重く、振払って落ちる様に後ろめたい思いだった。
  キンモクセイに支えを当てて垂直に起こしてやる。軒下の植物は、ところどころ乾いている。私は、屋上からの温水が台所に下りるまでの冷たい水をペットボトルに溜めているので、窓からそれを掛けてやる。今日はここまで。
 年末に追い捲くられて疲れた顔をしている植木屋さんを見て、つい言ってしまった、「うちは正月開けでいいからね」

17日 今日家に来た隣の奥さんが、「のらぼう(野良坊)は花茎を食べるのよ〜」と言っていた。調べてみると、多摩地域に昔からある油菜科の野菜らしい。どうやら、2月頃にでてくる花茎を食べるようだが、私はその前の葉をもぎ取って食べていた!これだって食うか食われるかの戦いである。葉の裏にはアブラ虫がへばりついているので、ボールに水を張った中に重しを付けて水攻めにし、それでも生き延びた奴はたわしでこそげ取ってから、味噌汁に入れる。随分と食われてもいるので、きっと夜盗虫であろうが、この寒いのに懐中電灯を持って夜盗虫退治か....。
 柔らかく、くせもない菜でとても気に入っている。

 雪と寒さで萎れた草花が見苦しくなってきた。週末の一日を庭仕事に割り当てられるだろうか?

24日 もしかして今日はクリスマスイヴ?
 いつも通りに予定が過ぎて行く。午前中のひととき、コーヒーを飲んでいると、裏の方で、発情したネコの声がした。時期をわきまえなくなっているのは、もうニュースにもならない。そのうち、野良猫が2匹前庭にやってきた。今までは別々に来ていたのに、きょうはちょっと離れて一緒に走り回っている。時折、追いかけっこをするように戯れる。私も年を取ったのだなあ、自分には幸せな時があったのだから、焼きもちを焼く事もない。2匹のネコは愛を囁きあっているのだろうか?嬉しいのだろうか?などと思いを巡らせて観察、私は人の良いお婆ちゃんになりきっていた。

 ところが、一方のネコが突如、大事な花壇の土をほじくり始めたのだ!笑顔のお婆ちゃんは一瞬にして険しい表情になった。ガラス窓を内側からどんどん叩いて「こりゃ〜!ワダスが見ているだド〜」とばかり怒りを露わにした。ネコはケトッとこちらを見ている。動作を一旦休止しただけでおびえる様子もない。二重窓の内側では振動が伝わらないんだろう!こんな時には、泥棒避けの金具が何段階にもなっていてちょっとやそっとでは、開かない窓が恨めしいい。やっとのことで窓を開けてコラ〜と叫んだ。そこで御報告。最初に逃げたのがモーションをかけていた雄ネコで、最後まで私の動静を伺って、ぎりぎりになって走り逃げたのが雌ネコであった。

 午後3時を過ぎて、太陽が射して来た。ちらりちらりと庭を見ながら、パソコンの前に座っていたが、とうとう長靴を履いて出陣!

 秋の美しい紅葉の後、葉は庭のほとんどを覆いつくして、その彩りで私を堪能させてくれた。だが、今は乾き切って茶色の枯れ葉。秋には新鮮だった グラス類や多年草の枯れた葉茎も、この頃になると侘びしさばかりを運んで来る。それで、片付けなければ、片付けなければと気にか掛かっていた。物置きには、コンポスターに入れる野菜の切れ端や果物の皮が10日分以上、ビニールの袋に入って列を作って待っている。大事な大事な土に帰るこういった屑はとうていゴミとして捨てるにはもったいなく、私は小さなゴミ袋に入れて溜めている。片っ端から袋を破ってコンポスターに中身を入れ、不完全コンポストを上からかける。ついでに草木灰も追加した。

 次の処理は、物置きに放り込まれていた、枯れ木のカクレミノ。のこぎりで小枝をはずし、手で折って枯れ葉と一緒にたき火をした。その合間にズッタラスッタラ娘のお下がりの大きな長靴をひきずって南側の庭に行く。シュウメイギクの茎は、枯れているのに付け根のところがしっかりしていて引き抜けない。鋏で切り取って枯れ葉の山に投げ込む。ああ、ローズマリー、咲かずのロースマリー!あなたはどうしてそんなにめちゃくちゃに生い茂るの?しゃがんんでヒイコラしながら暴れ枝を切り取った。最後に熊手で枯れ葉を書き集め、大きなポリバケツにすくって入れる。

 次回は真冬の寒さに耐えて尚も生長を続ける草抜きである。