庭日誌 June 前半|後半 最初のページに戻る戻る

‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
日誌の最初のページへ 最後の日付けに行く
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾

1日

 嬉しいと、黙っていられない。「ナナホシテントウムシの幼虫がいて、アブラムシをかたっぱしから食べている」と言うと、「欲しい欲しい」と我が家に付いてくるやからが出た。けちん坊と思われるのもいやだから、見つけて2匹持たせてやった。すぐにみつかったのがそれだけだったから。でもちょっとケチかな。だって私は大変な思いをして成虫を2匹捕まえてきたのよ〜。

 強風が吹くと庭中に分散するようだから、きっと近所中に飛んでいるのだろう。先日は、遊びにきた友人の服にまでくっついてしまった。紳士の襟もとにしがみついている幼虫を丁寧に取り除くなんて、奥様からひんしゅくを買ったかもしれない。

 時間に追われていても、庭に来た虫を観察していると、時の過ぎるのが早い。私は、昆虫に関しては(も)無知なので、思わぬ失態をしでかす。昨日はカツオブシムシらしき小さな甲虫を見つけた。外は風が強くて、彼(?)の止まっている葉が揺れる。もっと細かく細部を観察しようと、葉ごと部屋の中に持ち入れたら、あっというまに跳ねてどこかに行ってしまった。壁にあたる乾いた音がしたものの、4ミリ程度ではどうにも見つからない。(写真

 おもむろに調べると、洋服を食い散らヒメカツオブシムシらしい!この季節には、家の中に持ち込まない様注意するように。とただし書きがある。どうしよう!わざわざ持ち込む間抜けがここに居る。そこで思い付いた解決策は、.......。あなたならどうする?

 部屋を閉め切って蚊取り線香をもうもうと焚いた。まだ死骸は見つからないのだが、「これで生き延びたら、御主の勝ちよ」と思っている。

6日

 今の庭は、あまりすることがない。真夏のような暑さに、夕立ちのない日は水やりがちょっと必要なくらいだろうか。草の生長も暑さで一段落なので、ひたすら庭に居ることを楽しんでいる。チビイチゴを採っては、グラニュー糖をまぶして電子レンジでチン。毎朝のヨーグルトに重宝している。今はラズベリーも加えている。口に入らなかった分が残ればの話だが。

 てんとう虫の幼虫は、どれも妙な状態でじいっと動かなくなってしまった。蛹の状態なのだろうか?あちこちの葉にしがみついたまま、雨にも強風にもめげず、もうなん日も過ぎている。庭のアーチィチョークの花芽にはアブラムシがびっしり。エゾエノキの幹に蟻がどんどん登っていく。

 だが、だが待てよ、このテントウムシ達が一斉に産まれたら彼等の食料が要る。食料がないとどこかに飛んでいっちゃうだろう。「オーイ早く殻をやぶって出ておいで〜。」

8日


 「みよ、この食肉種のつややかな色を!」と言いたくなるのだが、はて、この子達は一体どんな成虫になるのだろうか。右側のなんかいくつホシがあるのか分からないくらい。お隣の奥さんが、いつか「つやのあるのは肉食で、つやのないのが草食なのよ」と教えてくださったけれど。どなたか御存じの方がいらしたら、お教えください!現在は、ナナホシとフタツボシをよく見かけます。

..............................................................................


 お友達にいただいた種を西の花壇にばらまいたら、こんなにきれいな花が咲いた。
ヤグルマギクは青いのも咲いてる。その下はワスレナグサかな。昨年の秋に道ばたの花壇から拾って(失敬して)きた支那ワスレナグサ 'Chinese Forget-Me-Not'を蒔いたので、どうやらそれらしい。

 あとのふたつは、百日草?と??。**さ〜ん教えて〜。

*ただいま解答を受信。
中央はキンセンカ(ポットマリーゴールド、Calendula)-- オレンジのは見なれていたけれど、この色だときれい!右端はローダンセ (Rhodanthe manglesii or Helipterum manglesii)---和名ヒロハナカンザシ。**さん、ありがとう!

11日 テントウムシの楽園

 一番食べっぷりがよくて働くのは幼虫。
成虫になると、あまり食べるところを見ない。
「あんた達さあ、働いてよねえ〜」 オレンジのは、8日の坊やかな。

 上の写真だが、下は二つ星で上は五つ星、下のが動きだしたら、上のはそのままくっついて移動。落っこちるとまたよじ登っていた。どうやら、繁殖期になると、食欲が落ちるようだ。

 これでは私の運んできたナナホシは色々なバリエーションに混合していくことになる。だとしたら、なにもナナホシにこだわることはないということか。

13日 大形ピンセットの効用

 西花壇の追加。左はキンセンカみたいだが.... 中央はオリエンタルポピー、昨年種を蒔いてあまりの茂り方に辟易したのだが、こうして数本だけ他の花に混じって咲くととてもきれい。 右はヤグルマギクのブルー。ローダンセは雨にうたれて可愛そう。

  昨日から、大形ピンセットを草抜きに重宝している。いらない草の根元にグイと差し込んで、根を挟み、引き抜くのである。特にカタバミの様に抜けにくい雑草にはとてもいい。ちょっと大きめで先端にまで力が行き渡るサイズが好ましい。ぜひお試しあれ。

 ちょっと調べていたら、てんとう虫の食べるアブラムシは、幼虫の時で一日に50匹と少し、成虫になるとその半分とか。アブラムシの体内の水分を吸ったり入れたりしながら、自分の消化液と混ぜて吸い尽くすらしい。テントウ虫のいる葉にたくさん見かける、白いふわふわの物は、吸い終わった残骸らしい。

 だが、まてよ、現在ナスの苗に付いているアブラムシは数百匹と見た。とするならば、5匹くらいの成虫では、とうてい間に合わない。ましてや、繁殖にお忙しいやからがいたのでは、.... 日誌なんかつけていられない!でも、でも、である、アブラムシなどの獲物がなくなると、葉を食べはじめるとの記述もあった。自然界の状況は一筋縄ではいかない。大変に複雑である。だから、自然派ガーデナーでいることは難しい。

 迷ったあげく、手袋をはめて、テデツブ〜ス出陣と決断する。