庭日誌 October 2001  前半半ば | 後半    最初のページに戻る戻る

10/30

3つとも今日歩いた小道。

 サザンカの花びら絨毯を抜けて竹やぶを通り、プミラのような日陰ならどこにでもはびこるツル植物が、薄日をうけて目の覚めるような美しさだった。

 ここは、秘密の散歩道。集落のすぐ上にある裏山だが、小1時間程歩いても誰にも会わない。持ち主はほどほどに管理をしていて、道はあるのだが、人は来ない。クモの巣をかき分けて歩きながら、自然の作る造形は素晴らしい、かなわないなあと思った。

10/29

 朝の簡単なストレッチをしながら、窓の外を見上げる。南に移したソヨゴの姿が秋風にそよぐ。美しい。

 何故だろう。この木をじいっと眺めていると涙がでてくる。玄関脇で根を伸ばせずに半死状態だったのを移して1年半。 知らず知らず語りかけている。「きっと守ってあげるからね。私が生きている限り必ずね」と語りかけている。

 濃い緑としっかりした枝ぶりのサザンカが両脇にあり、その中間で風になびいている。「あなたは花も目立たないし、実だってすぐ鳥に食べられちゃう。それなのに姿が美しいのよね。」

 木は何も言わない。だから、ペットと違って、嫌いになったらちょん切ることも引っこ抜くことも容易い。でも、生き物。生きている。それを感じるから、私は思いきりが悪く、庭はどこか雑然としてあか抜けない。

 そんなことを考えながら縁台に腰掛けて庭を眺める。雨上がりのしっとりした庭。

「私、好きよ。あんまり垢抜けなさんな。これでよし。くつろぎの庭だもの。」

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COMPOSITAE Ainsliaea apiculata

 キク科モミジハグマ属のキッコウハグマだろうか。

 裏山の高野帚の下にあったのを失敬してきたもの。てっきり高野帚の赤ちゃんかと思っていたら、突然小さな小さな花(直径1cm)が咲き出し、その美しさにうっとりしている。

10/27

 ネット上の、園芸好きの集まりを通じて知り合った方達とのちょっとした交流会に参加。
とても楽しい1日を過ごした。どなたも仕事を持っているのでとても忙しい。その合間を縫っての趣味への没頭。そしてその又合間を縫っての会合参加。だからむさぼるように話しをし、意見の交換が飛び交う。

 社会的地位も年令も関係ない。植物に寄せる愛情と熱意だけが窓口となる。でも、がむしゃらでは、参加しても白けてしまうだろう。その人柄、人格も問われてくる。

 今度この人達と再会できるのはいつになるのだろうか。レポートを提出し、すがすがしい気分で日常に戻った。

10/26

 

 

上はカラスウリ、右上はナギナタコウジュ、下はヨメナだろうか。

 歩いては種を拾う。来年の秋、私の庭は一体どうなっているのだろう。

 何気なく歩いていた同じ道が、デジカメを持って歩き出すと、違ってくる。道ばたにある愛らしい花に目がとまる。

10/25

収穫が済みました。

 そう、これっぽっきり!今年の冬に思いっきり切ってしまったから仕方ない。ハナミズキが伸びやかに育つように、隣の柿をいじめてしまったのだもの。

 柔らかく熟しているものは、そのまま、残りはどうしても渋があるので焼酎漬け。一昨年1リットル買ったものがまだ残っているから。

 私は柿が大好き。この頃から野菜サラダは食べなくなるのに、体が冷えると言われている柿はやめられない。

引き続いて青梅の秋見つけ(最後)。下左はアキノキリンソウ(キク科)、

下右のキンエノコロ(イネ科)はあまりに綺麗なので種を採集。

 ノアザミの種類と右にあるのはベニバナボロギクだろうか?ふわふわした綿毛が付いていた。

 陽の当たる所の花はとれも綺麗だったので、ここからも種を失敬。

 イネ科の何だろうか。ノガリヤスあたりだろうか。小さいものをひと株失敬!

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