庭日誌 April 2001   前半 / 後半へ        最初のページに戻る戻る

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 春たけなわ。

 青梅に行くと、桜、ミツバツツジ、モクレン、レwンギョウととにかくどこの家の庭も見事。出番を待っていました、とばかりに突如華やぐ。

 いくら歩いても飽きなくて、毎日のように裏通り、山合いのみちを行く。

 それにくらべると、我が家は静か。

フリチラリアはこんなに球根をまいたっけか。去年買った斑入りカキドオシが花を咲かせている。

 イベリスも冬を越して、白い花を咲かせはじめた。バーベナはかろうじて冬越ししたのが、2輪咲き出す。

 花でにぎわう庭もいいけれど、自宅はこんな地味な落ちついた庭のほうがいい。ハナミズキ、ソヨゴ、シャラ、、、どんどん芽が動いている。

 

木の芽時、うきうきしてじっとしていられない。

新聞にでていた、八王子の都立長沼公園に行く。
桜の花の盛りが過ぎて、かえって落ち着いた雰囲気になっていた。花びらが上昇気流にのって、桃色の昆虫のように、ひらひら舞っている。 まるで飛んでいるみたい。

そうかぁ、桜はこうして散るから咲いた後の見苦しさがないのかぁ。これも愛される理由のひとつだろうか。

 

毎年春になるときれいだなあ、なんだろうと思っていた木。なんとなくクロモジのような気がしていたのだが、調べてみたら、やっぱりそうらしい、

この葉の出方と色がなんとも好き。

 

4/3
 春を楽しんでいる。今年は自分見つけがたくさんある。

 ここ数日、パンを焼いている。ドイツパン、マフィン、スコーン....。実は、今年の冬、パン焼器を処分してしまおうかと思っていた。

 もう食べる人も少なく、店に行けば焼き立てのほかほかが手に入る。たくさんの種類の中から、選べる。身辺はスッキリさせよう。

 そう思って、取りあえず物置きの方に移動した。このまま1年間使わなければ処分しようと思っていた。
 ところがどうだろう。家中に膨らむ香りが楽しくて焼いているではないか。私のからだの中にも春がやってきたよに。

 朝刊の週間紙の宣伝に、渡辺謙が浮気、と見出しが出ていた。彼は確か白血病で死の淵から生還した人ではなかったか。闘病中はさぞや家族が一体となって助け合ったことだろう。

 この記事を、怒ることもなく読んだ。決していいことではない。許されることではない。が、人間ってこんなものだろう。と覚めた気持ちで、記事を見つめた。数年前の自分なら、この記事を目にした瞬間に怒りが体中を走ったことだろうに。

 身の人間の強さ弱さ、1たす2が3と割り切れない、人という生き物があるがままに観察できるようになってきた。

 誰かが私当ての手紙の中に書いていた。「清水に魚住まず」
濁ると、自分だけでなく人が許せるようになるから、生きるのが少し楽になる。

折れていたので、家の中に持ち込んだらジャスミンの香りがする。たしかこの水仙は、においがいいというので買ったっけ。何年も前のこと。ダッセ系のペーパーホワイトらしい。

4/1


 今日から4月。昨日は雪!氷りかきから落ちてくるような雪がどんどん落ちてきた。そして、今朝は霜柱が立っていた。あまりに暖かい日が続いたので、うっかり出しっぱなしにしてしまった鉢をいくつかだめにした。

 「間違いはだれでもするもの、でも繰り返すのはバカ」いつかどこかで聞いたことを思い出した。

フッキソウの花があちこちに咲いている。こうして良く見るとヒトリシズカに似ている。

あれっ!ヒトリシズカとフタリシズカはどこに埋めたっヶ!

オロオロ庭を動き回ったが忘れてしまい、見つからない。きっとそのうち、芽が出てきて「ここだよ〜ん!」と言い出すだろう。

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