庭日誌 March 2001               最初のページに戻る戻る

3/31

 チオノドグサ。

 名前がわからず、調べてわかった!
これは昨年にイギリスからきた仲間の一つ。いろいろ入っていて、全部の名前まで資料がなかったから。

 こうして春が、存在を主張している。毎日の植物の生長の勢いで。だから私は、朝起きるとまず庭にでてしまう。こうして芽生えてくる植物の魅力というのはなんてすごいんだろう。冬の間の心配が嘘のように溶けていく。

 ふと、運転しながらそんな自分をおかしいなと思って、その次にハッとした。人間も同じじゃないだろうかって。

 魅力的な人には会いたくなるって。理屈じゃあないのね。「また会いたいなあ」と思われるような人と、うとまれる人と。もちろん相性があるけれど、....。

 春の庭に大切なことを教えられた。[2001.3.31]

3/29

 大好きな雪柳。去年植えたように記憶している。

 多摩川沿いにある公園の一角にこの雪柳が列植されていて、しかもとても大きい。 この時期になると、それが見たくて自転車で遠回りをしてそこを通るのだが、今年はまだ行っていない。頻繁に通 っていた目的地が移動してしまったのと、 花粉症がちょっとひどいため。

 問題は、咲いたあとが茶色くなって見苦しいのだ。
ま、そんなことはどうでもいいか。

春はレンギョウがなくっちゃ始まらない。

こう思う程、黄色の鮮やかな花。

石神井公園の近くに住んでいたころ、入り口にこの木があって、毎年みるの哀れなほど刈り込まれていた。

木が多すぎて十分陽が当たらなかったのか良く咲かず、別のところに避難させてあったものを去年ここに戻した。挿し木でどんどん増えるため、裏では目下満開。

3/27

 考え迷っていたけれど、ついに今日、ネズミモチを取り除いてもらった。

根元から切ってしまえばただのゴミとなるところだが、植木屋さんは春を待ってやってきてくれた。なんとか生かしてやりたいと、大変な思いをして抜いて運んでいってくれた。ぽっこり空いた穴には、裏から腐葉土を運んで、そのうえに、昨年買い求めてあった煙りの木を2本植えてもらう。

私は、この植木屋さんのプロ根性と思い遣りが好き。

我が家の玄関へのアプローチは、一月の工事のときには石が足りなくて、一部を砂利で埋めてあった。
今日、一緒にトラックに乗って、安くて手ごろな石を買い出しにでかけたのだが、あいにく休み。「じゃあ家にあるのでいいかい?」「うん!」植木屋さんの家につくと奥さんが、「まあ、灯台もとくらしねえ」といって微笑む。

木陰に、その家の工事をした時にいらなくなた石が積まれている。裏にセメントがついていたのをていねいに取り除いておいたそうだ。「これでよければやるよ。」のひと言で話は決まり。

 あっと言う間に埋め込んでしまった。後は、いつものように、包丁と鎌の挟まで研いでもらう。
その合間に、木の剪定の手ほどきを受ける。植木屋さんの鋏がとても使いやすい。そう言うと、「じゃあやるよ。」とすんなり私の物になった!

(写真手前の3枚がそれ)

3/25

Fritillariaが咲いた!弱々しくって蕾がいまにも倒れそうだった。

それにしても、こんなに小さいのか!群生させられたらいいのだが。

 庭日誌をつけはじめてから、もうすぐ1年になる。 季節を感じるとはこういうことなのだろうか、今日の今まで、椿が春の花だということに気付かなかった。3月に咲くなんて!サザンカとツバキは共に冬の花だと思い込んでいた。それで、去年の暮れにはせっせと椿の剪定をしてしまい、あわれ、蕾みは無惨にもコンポストの中!  そして、自分自身についても発見がある。冬の間、寂しくなった庭を見て「ああ春が来たらどうしよう」と心配だった。庭にはなんの魅力も感じず、なにもする気になれなかったから。それが、どうだろう、暖かくなれば、じっとなどしていられない。仕事もそっちのけで庭に出ずっぱりではないか。  人生半ばを過ぎてからも、我が身にすら新鮮な発見があるものだ。  

 

3/24

 

初めて種から育てたパンジー。冬の間は、小さいまんま、よその家では咲いているのに、我が家は寂しい限りだった。ところが、ここ数日、一気につややかな花が咲き出し、それがまたきれい。種まきなんてもう止めようかと思っていたけれど、これではまた来年も蒔いてしまいそう。

子供が幼稚園の時に持ち帰ったヒヤシンス、ここに直植えしてから、ほったらかしでこんなに元気。あんまり増えてきたので、一部移し替えたいのだが、球根が深いので傷をつけてしまいそうなため、そのままにしている。 別棟のアパートの北側まで手入れを始めた。北側のろくに陽も当たらないところの水仙は、葉ものびずにすくっとして姿がいい。これはいったいどうしたことなのだそうか。

 

3/22

春が一度にやってくる。

今日は5月のような陽気、じっとなどしていられない。

草むしりをしながら、たっぷり春みつけをして遊んだ。

門を入ってすぐ、カイズカの枝越しに

ナノハナとサンシュユがこんなふうに見える。

春は黄色の花が多い。この右側にはレンギョウが咲いている。生け垣にレンギョウを使っている家があってとても見事。サンシュユの黄色は控えめだけれど、レンギョウ黄色ははっきりとしていて、若い娘のよう。

避難させてあった、鉢をひとつずつ外に出し始めた。

コンポスターの中はちっとも発酵がすすんでいない。

冬の温度は低過ぎるのだから仕方ない。雑草を入れなければならないので、スポッと抜いてボロ絨毯をかける。

 

 

 

3/15

 3月も半ば、よそのウェブサイトの面 倒が忙しくて自分の足元はほったらかしになってしまった。

春、春、はる。「三寒四温」の今日は温なのだろう、日中は20度まで上がるという。

春はこんなにも空気が乾燥しているのか、鉢物の乾きにはあきれてしまう。樽の中には、雨と雪からの水がたっぷりはいっているらしい。ふたつのじょうろを使って交互に汲んではまいてやる。

地中に埋める冠水の用具もあるのに設置もままならない。 こうして忙しい日が続くと、逆に、自分にとっての庭というものが相対的に見えてくる。どんなに仕事が忙しくても、庭の手は抜かないなどということはできないから。暇があれば水やりも楽しいのに、まだまだ私には仕事の方が楽しいらしい。

昨年私は新たな方向に進路を向けて再出発した。それが順調に進行し、面白くもある。庭は私のオアシスだけれど、まだまだ限られた時間で管理していかなくてはならないのだから、できるだけ直植えをして、手の掛からない丈夫な種類を集めていこう。まだ当分は、植え方の工夫を楽しむようにして。

例のイギリスから届いたスノードロップ、もう一週間も咲いているのだけれど、うつむいちゃっていて。こうしてつままないと愛らしいお顔が見えない。

本で調べたら、びっしりと鉢植えにした写真があった。

嬉しい嬉しい。一昨年に植えてもらったサンシュユが、根付いて今年はこんなに咲いた。

この、私にとっては広い庭で、自分から選んで植えてもらった2本目の木だろうか。一本目はシャラだっけ。

どの木もずんずん芽を膨らませている。乾き切った土の中からは、ギボウシ、シラン、スミレ、ホトトギス、....ムクムク土を持ち上げている。

さあ、本格的な春が来る前に、仕事を一段落させなくっちゃ。

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